会員の皆様へ
To our dear members,
- 今回の休校措置等にともなう勤務状況の変化に対応し、それぞれの施設で職員の勤務シフトの見直しや検査室運用の工夫に尽力されていることと思います。管理者の皆様は、医師のみならず、診療放射線技師、事務職員の勤務状況を確認しておくことをお勧めします。
Administrators should check if there are enough medical personnel to maintain the adequate operation. - 人員確保ができず画像診断業務が通常より遅れることが見込まれる場合は、事前に診療部長会議などで報告しておくことが勧められます。また「緊急検査を優先、不要不急の経過観察検査を控える」 など,事前に院内での対策を講じることをすすめます。
Report early to the hospital administrators if there is a risk of reducing size of the operation. Internal discussion will be necessary to postpone examinations that are not urgent. - すでに診療時間外緊急読影や働き方改革のための遠隔読影システムがある施設では、勤務シフトを維持するために日中の診療においても、自宅から読影することを提案します(政府も感染予防対策の一環として、テレワークを推進しています)。
When necessary, consider reading cases remotely from home. - COVID-19に対する撮影室の感染予防対策は当HPに掲載していますので、事前に備品の確認と手順のシミュレーションをおこなってください。通常の検査に比して、どの程度、追加の時間を要するか事前に知っておく必要があります。
Try simulating infection control procedure ahead of time. Please refer to some of the contents in our web page. - 各施設での対応事例や問題点につきまして、専門医会(info@jcr.or.jp)へご報告いただければ幸いです。皆様のご意見や事例を集約して、今後の危機管理に役立てていく所存です。このような状況が長期にわたり、診療報酬制度上での緩和策が必要となった場合には、専門医会や日本医学放射線学会を通じて、厚労省医療課に要望を申し入れます。
Feedback to JCR(info@jcr.or.jp) will be always welcome. We will use the information for risk management in the future.