主催:医療放射線防護連絡協議会
後援:厚生労働省
後援:日本医学放射線学会
この講習会は、医療領域における放射線安全管理を関係者に正しく理解・認識してもらい、適正な放射線利用が合理的に行われることを目的として開催致しています。
今回は、放射線安全管理関連規制(医療法、RI法)の改正に伴い、「医療放射線の安全管理責任者」の設置、および「特定放射性同位元素防護管理者」の選任が求められ、医療放射線施設における放射線安全管理体制に大きな変更があります。このため、「医療放射線施設の放射線安全管理体制の整備について」をテーマに、厚生労働省及び原子力規制庁の行政側からの講演、さらに、日本医学放射線学会が取り組む「診療用放射線の安全利用のための指針及びガイドラインの紹介」を行います。また、最近の具体的な医療放射線施設の立入検査について専門家からの講演を行います。最後に総合討論で、講師と参加者が医療放射線安全管理の現場対応について話し合います。
日頃、医療放射線の安全管理に携わっている方々や来年度に向けて院内の診療用放射線の安全利用のための指針策定を担当する放射線科科長の皆様の多数のご参加をお待ちしております。なお、講習会を受講された方には、関連学会等の更新認定点数(注:IVR認定技師のことです)及び放射線安全教育の受講終了証を発行(注:これを院内に提出するとその年RI法の放射線の教育訓練は免除になります)します。
◆開催場所と日時
○東京会場(第67回) 令和元年10月13日(日) 10:15~16:30
首都大学東京・荒川キャンパス内 講堂 (東京都荒川区東尾久7-2-10)
日暮里・舎人ライナー「熊野前」駅下車徒歩3分、都電荒川線「熊野前」駅下車徒歩3分、
田端駅から都営バス端 44 系統「北千住駅行」に乗車、「首都大荒川キャンパス前」下車徒歩 0 分
○京都会場(第68回) 令和元年10月27日(日) 10:15~16:30
島津製作所本社・新本館 大ホール(京都市中京区西ノ京桑原町1)
地下鉄東西線:西大路御池駅4番出口より南へ徒歩3分、
阪急京都線:西院駅より北へ徒歩10分、
市バス:205系統・26系統の西大路三条より北へ徒歩3分
◆プログラム
全体司会・進行 医療放射線防護連絡協議会 総務理事 菊地 透
10:15~10:20 | 開催挨拶 医療放射線防護連絡協議会 会長 佐々木 康人 |
10:20~11:05 | 教育講演(1) 「医療放射線安全関連法令の改正と医療放射線の安全管理任者について」 金沢大学医学部 稲木 杏吏 |
11:05~11:50 | 教育講演(2) 「施設に於ける診療用放射線の安全利用のための指針策定についてー日本医学放射線学会;医療放射線の安全管理の指針に基づくガイドライン作成WGよりー 京都医療科学大学 医療科学部 大野 和子 |
11:50~12:20 | 事例紹介 「医療現場における具体的な医療放射線安全管理体制への対応」 ・東京会場 北里大学の取り組み紹介 北里大学 放射線診断科 井上 優介 ・京都会場 京都大学の取り組み 京都大学 医療安全管理室 山本 崇 |
【 昼食休憩 12:20~13:30 】 | |
13:30~14:10 | 教育講演(3) 「ICRP2007年勧告の取り入れに関する国内での検討状況等について~放射線審議会事務局の観点から~」 原子力規制庁長官官房 放射線防護企画課 小林 駿司 |
14:00~14:50 | 教育講演(4) 「最近の医療放射線施設の立入検査について」 東京会場 東京都の場合 東京都福祉保健局医療政策部医療安全課 小林 剛 京都会場 大阪府の場合 大阪府健康医療部保健医療企画課 竹内匡毅 |
【 休憩 14:50~15:05 】 | |
15:05~16:20 | 総合討論 「放射線安全関係法令改正に伴う医療放射線安全管理の現場対応」 進行役 東京会場 首都大学東京 健康福祉学部 福士 政広 京都会場 京都医療科学大学 大野 和子 東京会場 指定発言 国立保健医療科学院 山口 一郎 |
16:20~16:30 | 閉会挨拶 菊地 透(医療放射線防護連絡協議会 総務理事) |
◆申込方法: E-メールまたはFAXで(出来るだけメールで)お申し込みください。
◆申 込 先: 医療放射線防護連絡協議会 事務局
〒451-0041 愛知県名古屋市西区幅下1-5-17 大野ビル1階
E-mail:jimusitu@jarpm.net HP:http://jarpm.kenkyuukai.jp
◆受 講 料:5,000円(要旨集代を含む)当日現金にてお支払いください。